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水産を強くする為に

  • 村山達伸
  • 2025年8月24日
  • 読了時間: 1分

 丁度、コロナ禍の終盤から指導し始めた、食品量販店。水産と青果の改善強化を依頼され4年目に入る。大手ショッピングモールの食品売り場、約600坪の立て直し、水産と青果の売上は低迷し、利益も目標には遠く及ばない状況であった。これまでのスーパー指導では、詳細な分析や改善計画、弱いカテゴリーの強化、売り場、販促アイデア、計数利益とロス率等を中心にスーパーマーケット理論に準拠した細やかな指導手法を取った。しかし、待てよ、コロナを過ぎ働く環境や意識、消費者の意識も一変している。思い切って、これまでと逆の手法で指導にあたった。指導コンセプトを『現場チーフの自由自在』とした。それが奏効した、あっという間に売り場や商品は蘇り、周りの競合に打ち勝つ。1年半程で負け組から、地域一番店にのし上がった。多い月で売上前年114%、利益も前年対比200%の月も出る程。

 
 
 

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綺麗で完璧な陳列の必要性

大手量販店の売り場イメージの完璧度が高まっている、どこから見てもスキの無い陳列である。もちろん鮮度管理も徹底していて、中規模量販店との格差が売り場イメージで開いた。品揃え、SKU、価格等では大差は無い。逆に中規模店のほうが安い場合さえある。しかし、資金力により、リニューアルを繰り返し、その度に綺麗な売り場をつくるソフト面も進化しているのだ。

 
 
 
大手量販店のレベルアップ

最近、原信ナルスグループの上越の店舗を訪れた。半年ぶりの事である。半年前に見られた陳列の隙、無駄、鮮度劣化などのマイナス面が全て改善されていた。明るく、清潔感があり完璧な店舗にブラッシュアップされていた。長野のつるや、原信、角上魚類、群馬のヤオコー等、先陣を走る大型店のレベルアップ競争が際立っている。後の追いかける中規模量販との差がかなり開いた感がある。

 
 
 
水産売り場の対面販売

最近水産強化の記事を良く見かける。強化=対面強化、と思いがちだが、データ上では否である。私の指導先では、何年も前に対面コーナーを辞め、飛躍的に伸びた鮮魚売り場がある。何故なのか、1)対面売り場自体が水族館になる・・つまり魚の見せ場としか機能しないのである。見には立ち寄るが買わない。2)対人接客を嫌う若年層の増加・・対話を欲している一定の層は確かに居る、しかし、それにも増して対人関係嫌いが増えている

 
 
 

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