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物価高騰と商品戦略

  • 村山達伸
  • 3月8日
  • 読了時間: 1分

更新日:3月10日

 物価高騰と実質賃金の目減りにより、消費マインドは更に冷え込む。必要なもの以外買わない、堅実質素な買い物行動が増える。単価UPで売上は伸びるものの、買い上げ点数は減少し、ボリューム感の欠如や売れ残りロスとの闘いが始まる。安易な品揃えはマイナスとなる。こだわりや差別化といった、見せ筋商品は見直しを迫られるだろう。しかしな、安いだけの貧相な売り場では資本力に長ける競合との競争には勝てない。ディスカウントだけでは物足りない、安い中にも差別的品揃えを標ぼうする小売り、吟味する熟慮の商品戦略の時代が来た。

 
 
 

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綺麗で完璧な陳列の必要性

大手量販店の売り場イメージの完璧度が高まっている、どこから見てもスキの無い陳列である。もちろん鮮度管理も徹底していて、中規模量販店との格差が売り場イメージで開いた。品揃え、SKU、価格等では大差は無い。逆に中規模店のほうが安い場合さえある。しかし、資金力により、リニューアルを繰り返し、その度に綺麗な売り場をつくるソフト面も進化しているのだ。

 
 
 
大手量販店のレベルアップ

最近、原信ナルスグループの上越の店舗を訪れた。半年ぶりの事である。半年前に見られた陳列の隙、無駄、鮮度劣化などのマイナス面が全て改善されていた。明るく、清潔感があり完璧な店舗にブラッシュアップされていた。長野のつるや、原信、角上魚類、群馬のヤオコー等、先陣を走る大型店のレベルアップ競争が際立っている。後の追いかける中規模量販との差がかなり開いた感がある。

 
 
 
水産売り場の対面販売

最近水産強化の記事を良く見かける。強化=対面強化、と思いがちだが、データ上では否である。私の指導先では、何年も前に対面コーナーを辞め、飛躍的に伸びた鮮魚売り場がある。何故なのか、1)対面売り場自体が水族館になる・・つまり魚の見せ場としか機能しないのである。見には立ち寄るが買わない。2)対人接客を嫌う若年層の増加・・対話を欲している一定の層は確かに居る、しかし、それにも増して対人関係嫌いが増えている

 
 
 

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