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新規出店戦略

  • 村山達伸
  • 2018年11月8日
  • 読了時間: 1分

 量販店の出店戦略について、「弱小店狙い撃ち戦略」と呼びたくなるものが増えた。当てのない無競争エリアに出店するよりも、既に固定客のある競合店の顧客を奪取したほうが早いとの考えからだ。大型店の出店により既存店の売上は60~75%と激減する、一方の大型店にしても面積当たり売上高は損益分岐ラインに遠く及ばない。普通であれば資金力に勝る大型店有利と思われがちだが、一概にそうとは言えない。高齢化が進み、混雑する大型店に行くより、行きなれた小型店の方が買い回りし易いとする高齢者層が増えているからだ。一時的に大きく落ち込むものの、2年後くらいには以前の売上の9割程度に回復するケースも多い。

 
 
 

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