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新規出店戦略

  • 村山達伸
  • 2018年11月8日
  • 読了時間: 1分

 量販店の出店戦略について、「弱小店狙い撃ち戦略」と呼びたくなるものが増えた。当てのない無競争エリアに出店するよりも、既に固定客のある競合店の顧客を奪取したほうが早いとの考えからだ。大型店の出店により既存店の売上は60~75%と激減する、一方の大型店にしても面積当たり売上高は損益分岐ラインに遠く及ばない。普通であれば資金力に勝る大型店有利と思われがちだが、一概にそうとは言えない。高齢化が進み、混雑する大型店に行くより、行きなれた小型店の方が買い回りし易いとする高齢者層が増えているからだ。一時的に大きく落ち込むものの、2年後くらいには以前の売上の9割程度に回復するケースも多い。

 
 
 

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綺麗で完璧な陳列の必要性

大手量販店の売り場イメージの完璧度が高まっている、どこから見てもスキの無い陳列である。もちろん鮮度管理も徹底していて、中規模量販店との格差が売り場イメージで開いた。品揃え、SKU、価格等では大差は無い。逆に中規模店のほうが安い場合さえある。しかし、資金力により、リニューアルを繰り返し、その度に綺麗な売り場をつくるソフト面も進化しているのだ。

 
 
 
大手量販店のレベルアップ

最近、原信ナルスグループの上越の店舗を訪れた。半年ぶりの事である。半年前に見られた陳列の隙、無駄、鮮度劣化などのマイナス面が全て改善されていた。明るく、清潔感があり完璧な店舗にブラッシュアップされていた。長野のつるや、原信、角上魚類、群馬のヤオコー等、先陣を走る大型店のレベルアップ競争が際立っている。後の追いかける中規模量販との差がかなり開いた感がある。

 
 
 
水産売り場の対面販売

最近水産強化の記事を良く見かける。強化=対面強化、と思いがちだが、データ上では否である。私の指導先では、何年も前に対面コーナーを辞め、飛躍的に伸びた鮮魚売り場がある。何故なのか、1)対面売り場自体が水族館になる・・つまり魚の見せ場としか機能しないのである。見には立ち寄るが買わない。2)対人接客を嫌う若年層の増加・・対話を欲している一定の層は確かに居る、しかし、それにも増して対人関係嫌いが増えている

 
 
 

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