中小企業のプランドゥチェックの重要性を痛感する。投資にせよ新分野進出にせよ、どんぶり勘定「やってみなけりゃ判らない」の時代は終わった。あらゆる分野で競争が激化しし、チャレンジの失敗する確率が増している。試行錯誤を繰り返し、綿密に作り上げるプランが必要だ。 実行スタートしてからも相手の意思決定の急変や、直ぐに飽きられたりと、短サイクル化に拍車が掛かっている。計画策定後は「慎重かつ大胆に」ではなく「慎重かつ緻密に」実行し、ズレが生じたら直ぐに練り直す。大胆にストレートを打ち抜くより、細かにジャブを繰り出し進んでいく、そんなマネジメントサイクルが必要である。
村山達伸
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